@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061803, author = {小久保, 年章 and 池田, 学 and 白石, 美代子 and 入谷, 理一郎 and 渡邊, 香里 and 中台, 妙子 and 松下, 悟 and その他 and 小久保 年章 and 池田 学 and 白石 美代子 and 入谷 理一郎 and 舘野 香里 and 中台 妙子 and 松下 悟}, month = {Sep}, note = {【目的】これまでに2分割ケージ蓋を用いたケージ内分割飼育が検疫に有用か否かを確認する一環として、BALB/c-nu/+ マウスをCilia-associated respiratory (CAR) bacillusに感染させ、同系統の健常マウスを同居させた際に菌伝播することを明らかにした。また組織病変を指標に本菌に対する感受性は、BALB/c-nu/+ マウスでは感受性を示すが、A/Jマウスは抵抗性を示すことも明確にしてきた。A/JマウスにCAR bacillusを感染させ、同居の同系統の健常マウスに菌伝播するかについて検討した。 【方法】 CAR bacillus SMR株を6週齢雌A/Jマウス16匹に経鼻接種した。感染マウス2匹に対し、健常A/Jマウス3匹の割合で2分割ケージにて飼育し、感染7、14、21、28、35、42、49、56日後に感染マウスおよび同居させたマウスの口腔・鼻腔スワブ、気管、肺についてPCR検査を行った。鼻腔スワブ採取は滅菌した細長いケント紙を用いた。また呼吸器系の病理組織検査、CAR bacillusの血清抗体価をIFA法により求めた。 【結果と総括】感染させたA/Jマウスには病理組織変化、血清抗体価の上昇など明らかな変化がみられたが、同居の健常A/Jマウスに明らかな菌伝播を示唆する変化は認められなかった。これは、A/Jマウスが本菌に感染後、菌の体外排出まで至っていない、菌が排出されていたとしても健常マウスの防御機構により菌伝播されていない、同居マウスに菌伝播したとしても菌の定着、病変が発現しにくいなど考えられる。これらの事を明らかにする一環として、A/JマウスをCAR bacillusに感染させ、同居の健常マウスとしてBALB/c-nu/+、C3H/He、A/Jマウスを用いて検討した。その結果、A/JマウスはBALB/c-nu/+マウス、C3H/Heマウスに比して何らかの防御機構があり、菌伝播しにくいことが示唆された。, 第142回日本獣医学会学術集会}, title = {マウス系統差によるCAR bacillusの伝播性に関する検討}, year = {2006} }