@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061793, author = {山田, 滋 and 鎌田, 正 and 加藤, 博敏 and 原, 竜介 and 安田, 茂雄 and 加野, 将之 and 辻井, 博彦 and 山田 滋 and 鎌田 正 and 加藤 博敏 and 原 竜介 and 安田 茂雄 and 加野 将之 and 辻井 博彦}, month = {Jun}, note = {【目的】骨盤内腫瘍に対して適応拡大のため消化管を照射野から避ける目的で、スペーサーとしてゴアテックスシートの挿入試みた。 【方法】対象は、骨盤内に限局する病変で、照射の標的体積内に消化管が含まれる病変である。重粒子線としては炭素イオン線を用い、照射は70.4GyE-73.6GyE/16回/4週間をおこなった。 【成績】2004年4月から2005年12月まで13例の骨盤内腫瘍に対し、重粒子線治療前に開腹し、ゴアテックスシートをスペーサーとして腫瘍の表面に設置した。年齢は38から79才で平均年齢55.6才である。疾患は直腸癌術後再発が8例と最も多くついで骨軟部腫瘍2例・卵巣癌2例・結腸癌再発1例であった。再発部位としては骨盤側壁が8例で仙骨前面4例・吻合部2例であった。手術から治療準備開始までの期間は10から22日(39日)であった。現在までのところゴアテックスシートが原因と考えられた障害は癒着性腸閉塞の2例であり、いずれも保存的治療にて軽快した。局所制御率としては、治療後6か月の時点において100%であり、現在までのところ局所再発は1例も認められていない。観察期間はまだ最長19月であるが全例生存中である。 【結論】ゴアテックスシートをスペーサーとして用いることにより、従来重粒子線治療の適応外であった症例に対しても、重粒子線治療を行うことで、良好な治療結果を得ることができた, 第3回日本粒子線治療臨床研究会}, title = {骨盤内腫瘍に対する重粒子線治療適応拡大のためのスペーサーの有用性に関する研究}, year = {2006} }