@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061787, author = {楢崎, 美智子 and 金沢, 洋子 and 小池, 幸子 and 安藤, 興一 and 池平, 博夫 and 楢崎 美智子 and 金沢 洋子 and 小池 幸子 and 安藤 興一 and 池平 博夫}, month = {Sep}, note = {[目的]近年in vivo 17OMRIによる局所脳血流や脳における酸素消費速度測定法の有用性が示されているが、17O核は低感度であり、特に横緩和時間が短いためin vivoでの17O直接測定は一般に困難である。本研究では腫瘍における酸素代謝モニタを目標とし、7T高磁場装置において高速撮像法を採用することにより、高感度17O-MRI測定法の確立を試みた。 [実験]7T/400mm/SS system(NIRS/KOBELCO/Bruker)にて、40mm1H-17O Litz coil(Doty Scientific Inc.)を用いて17O MRS/MRI測定を行った。健常あるいは担がんマウス(C3H/He, 25-30g)に1-5%(v/v)の17Oを含む生理食塩水0.5ml/30g b.w.を尾静脈投与し、麻酔下17O画像をTrueFISPを用い撮像した。画像測定後直ちに臓器を摘出し、各臓器の17Oスペクトル測定を行った。 [結果と考察]ファントム実験において天然存在比(0.037%)の17O水に対し0.6%17O水の信号強度はTEeff=530msの1HT2WIで0.5倍に対し、FISPで撮像した17O画像においては15倍で、17Oの検出効率・感度に優れていた。FISP法によりマウス体内での天然存在比H2 17O の分布が2.5mmの空間分解能、10分の測定時間で画像化出来、得られた画像のS/Nは3.1であった。17O 5%の生理食塩水投与により全身スペクトルで約10倍の信号強度増強が認められ、空間分解能1.25mmの17O画像を得ることに成功した。摘出臓器の17Oスペクトル信号強度と画像での各臓器位置における信号強度分布が一致し、17OMRIがほぼ定量的であることが確認出来た。また17O 5%の生理食塩水投与後には約1分の測定で全身のH217O分布を画像化出来たことから、17O2ガスを用いた腫瘍や脳における酸素消費評価測定法の確立に向けて良い感触を得た。さらにダイナミック測定へ向けた測定法の改良を行う予定である。, 第34回日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM2006)}, title = {酸素代謝測定に向けたマウス17OMRI測定}, year = {2006} }