@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061783, author = {加藤, 真吾 and 大野, 達也 and 辻井, 博彦 and 中野, 隆史 and 鈴木, 通也 and 加藤 眞吾 and 大野 達也 and 辻井 博彦 and 中野 隆史 and 鈴木 通也}, month = {Jul}, note = {【目的】重粒子線治療は線量分布と生物学的効果に優れており、従来の放射線治療には抵抗性の腫瘍に対してもその有効性が示されている。我々は手術不能の子宮頸部腺癌に対する重粒子線治療の効果と毒性を評価する目的で臨床第I/II相試験を施行したので、その治療成績を報告する。 【対象および方法】1998年4月から2005年8月までの間に重粒子線治療を行った26症例を対象とした。平均年齢は60歳、組織型は腺癌が19例、腺扁平上皮癌が7例、臨床病期はIIB期が7例、IIIB期が17例、IVA期が2例であった。重粒子線治療は炭素イオン線を用いて、まず原発巣から骨盤リンパ節を含めた領域に1回3.0GyEで12回、36GyEを照射後、治療範囲を局所病巣に絞って8回のブースト照射を行った。ブースト照射の線量は1回3.3GyEから4.4GyEまで段階的に増加し、最終的に局所病巣へ総線量62.4〜71.2GyEを照射した。 【結果】早期有害事象に重篤なものはなく、遅発性有害事象としては1例に直腸膣瘻が発生したが、それ以外には重篤なものはなかった。線量の増加とともに局所制御率は向上し、71.2GyE照射例は全例局所制御された。全症例の5年局所制御率は74%、3および5年全生存率は64%、41%であった。再発例の多くは遠隔転移であった。 【結語】進行子宮頸部腺癌に対する重粒子線治療の有効性が示唆された。, 第40回日本婦人科腫瘍学会学術集会}, title = {局所進行子宮頚部腺癌に対する重粒子線治療成績}, year = {2006} }