@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061749, author = {藤森, 亮 and 末冨, 勝敏 and 小島, 綾子 and 方, 雅群 and 江草, 文子 and 岡安, 隆一 and 藤森 亮 and 末冨 勝敏 and 小島 綾子 and 方 雅群 and 江草 文子 and 岡安 隆一}, month = {Sep}, note = {HiCEPは、制限酵素断片多型解析とPCR増幅技術に基づく新しい網羅的遺伝子発現解析技術である。これにより、どのような細胞に対しても、実際に発現しているpolyA+RNAのおよそ60−70%のなかから発現レベルが変化する遺伝子を見つけることが可能である。我々は以前これを正常ヒト繊維芽細胞(HFLIII)に用いて、極低線量放射線(10 mGy)にたいする遺伝子発現応答を観察した。およそ23,000転写RNAの発現プロフィールの比較の結果、とくにCXCケモカインがこの10 mGyのX線によって発現を増加させることを明らかにした(Cancer Res. 2005; 65: 10159-10163)。これらの結果は、より線量の大きいX線(>100 mGy) を用いた以前の研究からは予想ができないものであった。細胞が線量(率)の異なる放射線に対して異なる応答を示すことは、異なるLETの放射線に対して異なる生体応答を示すことを示唆する。X線より高LET放射線に高い感受性を示す腫瘍の存在は、HiMACを用いたがん治療が有望であることを示しているが、その分子機構的根拠は十分明らかになっていない。今回、我々は前回と同じ正常ヒト繊維芽細胞(HFLIII)にHiMACによる高LET放射線(炭素線)を照射し、2,4,8時間の遺伝子発現変動をHiCEPによって解析した。15,000転写RNAの発現プロフィールの比較から、炭素イオン線2Gy (~70 keV/μm)を照射後4時間以内に40余の遺伝子が、3倍以上の発現増加を示していた。これらのほとんどは、既知のDNA損傷応答遺伝子(CDKN1A, MDM2, Gadd45α等)であったが、予測できない遺伝子領域に由来する遺伝子なども含まれていた。, 日本放射線影響学会第49会大会}, title = {HiMAC被照射ヒト正常細胞のHiCEP遺伝子発現プロフィール解析}, year = {2006} }