@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061747, author = {今岡, 達彦 and 山下, 聡 and 牛島, 俊和 and 西村, まゆみ and 波多野, 由希子 and 柿沼, 志津子 and 甘崎, 佳子 and 大町, 康 and 吉田, 緑 and 島田, 義也 and 今岡 達彦 and 西村 まゆみ and 西村 由希子 and 柿沼 志津子 and 甘崎 佳子 and 大町 康 and 吉田 緑 and 島田 義也}, month = {Sep}, note = {【目的】がんはさまざまな遺伝子変異の蓄積を原因とし、遺伝子発現の変化を通して発症する。ヒトの低線量放射線によるがんリスクは自然発症リスクに比べてきわめて少ないため、リスク推定が困難となっている。放射線誘発癌を自然発症癌と識別することができれば、低線量放射線のリスク推定に有用であると期待される。本研究では動物発癌モデルにおいて放射線誘発癌と自然発症癌を分子レベルで識別することを目的とした。 【方法】Sprague-Dawley雌ラット(7週齢)を2群に分け、一方にガンマ線1Gyを全身照射、他方を無処理のまま50週齢まで飼育した。発症した乳腺腫瘍のうち病理診断で腺癌とされたものと同齢正常乳腺からtotal RNAを抽出、ビオチン標識cRNAを合成して、オリゴヌクレオチドマイクロアレイ(Affymetrix製GeneChip; 約3万プローブ搭載)にハイブリダイズし、専用スキャナーで解析した。発現レベルに差のある遺伝子についてはリアルタイムRT-PCRでの確認を行った。 【結果と結論】遺伝子発現プロフィールの比較の結果、自然発症癌は単一のクラスターを形成したのに対し、放射線誘発癌は不均一性を示した。蛍光値に差のあるプローブを66選定できた。14遺伝子について他の検体を含めてリアルタイムRT-PCRで同等の結果を確認できた。自然発症癌と放射線誘発癌を遺伝子発現によって識別できる可能性が見出され、両者の発症機構が異なる可能性が示唆された。, 日本放射線影響学会第49回大会}, title = {放射線誘発および自然発症ラット乳癌の 遺伝子発現プロフィール解析}, year = {2006} }