@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061738, author = {錦戸, 文彦 and 澁谷, 憲悟 and 津田, 倫明 and 山谷, 泰賀 and 吉田, 英治 and 稲玉, 直子 and 村山, 秀雄 and 錦戸 文彦 and 澁谷 憲悟 and 津田 倫明 and 山谷 泰賀 and 吉田 英治 and 稲玉 直子 and 村山 秀雄}, month = {Sep}, note = {PET装置において高感度を実現するにはシンチレータの奥行き方向の長さを長くする必要があり、多くのPET用検出器では細長いシンチレータが用いられている。しかし奥行きの長いシンチレータを使用した場合、シンチレータに対する消滅放射線の斜め入射に起因した視野領域の端での位置分解能の劣化が起こってしまう。深さ方向相互作用位置(Depth of Interaction, DOI)情報を得ることができれば視野領域端での位置分解能の劣化を抑えることが可能となり、分解能の一様性を保ちながら装置感度を高めることが可能となる。そのような検出器をDOI検出器と呼ぶ。我々のグループでは同一結晶を用いた4層の光分解型DOIブロック検出器の結晶弁別に成功しており、現在その方式を利用し32×32のLYSO結晶配列を4層に重ねたDOI検出器を用いた小動物PET装置(jPET-RD)の開発を行っている。 現在までに光分配型DOI検出器における結晶弁別能やエネルギー特性等に関しては様々な研究が行われてきたが時間特性については深い研究が行われていない。特に本検出器で用いられている光分配方式では多数の反射材が結晶間に挿入されており各結晶から出たシンチレーション光が光電子倍増管に達するまでの光路が複雑であるため検出器の時間分解能に強く影響している可能性がある。そこで現在DOI検出器における時間特性を調べる実験を行っている。実験に使用したDOI検出器は1.46mm×1.46mm×4.5mmのLu2(1-x)Y2xSiO5結晶素子を32×8に配列し4層に重ね合わせた結晶ブロックと、256ch位置弁別型光電子増倍管をシリコンゴムによって光学結合させたものから成る。コインシデンス用検出器にはシンチレータとしてBaF2と光電子増倍管の組み合わせを使用し実験を行った。本公演ではその詳細について報告する。, 第67回 応用物理学会学術講演会}, title = {小動物PET用光分配型DOIブロック検出器における時間特性}, year = {2006} }