@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061712, author = {松田, 彩子 and 大野, 達也 and 小林, 未果 and 野口, 海 and 松島, 英介 and 加藤, 真吾 and 辻井, 博彦 and 松田 彩子 and 大野 達也 and 小林 未果 and 野口 海 and 加藤 眞吾 and 辻井 博彦}, month = {Jun}, note = {【目的】放射線治療はがん患者にとって、手術や化学療法に比べ侵襲が小さく、近年、放射線治療は根治的な治療として役割が見直され、QOLを保持し続ける治療と考えられている。そこで本研究では、放射線治療を受けた婦人系がん患者のQOLを検討した。 【方法】2002年5月から2006年1月までに放射線医学研究所重粒子病院の婦人科を受診した患者の中で、放射線治療のみをうけた婦人系がん患者87名[軽症群(第?期〜第?期)48名、重症群(第?期〜第?期)39名]を対象とし、放射射線治療前、治療後、6ヵ月後、1年後の4時点におけるQOL[EORTC QOL-C30(version2)、栗原班QOL調査票(QOL-ACD)を使用]を調査した。 【結果.考察】有意な経時的変化を示した項目は、EORTCでは情緒的機能(治療前-6ヵ月後,治療前-1年後)、社会的機能(治療前-6ヵ月後,治療前-1年後)、睡眠障害(治療後-1年後)であり、栗原班QOL調査票では日常生活(6ヵ月後-1年後)、身体状況(6ヵ月後-1年後)、社会態度(治療前-6ヵ月後,治療前-1年後)であった。また、EORTCの認知機能の項目では2群と経時的変化で交互作用があった。軽症群と重症群に関係なく、心理社会的面に関しては治療前に比べ治療後より経時的にQOLは上昇したが、身体的な面に関してはさらに遅れて治療後6ヵ月よりQOLの上昇傾向がみられることがわかった。一方、認知面に関しては、軽症群では経時変化はみられないが、重症群では6ヵ月後からQOLの上昇がみられた。このように、同じQOLでも心理社会的面と身体的な面では回復の時期に差がみられることがわかり、これに応じた対応が必要であろう。, 第19回 サイコオンコロジー学会総会}, title = {放射線治療を受ける婦人科系がん患者のQOL}, year = {2006} }