@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061511, author = {三枝, 公美子 and 古野, 亜紀 and 大塚, 好美 and 川井, 聖子 and 野島, 久美恵 and 伴, 貞幸 and 今井, 高志 and 三枝 公美子 and 古野 亜紀 and 荘司 好美 and 川井 聖子 and 野島 久美恵 and 伴 貞幸 and 今井 高志}, month = {Nov}, note = {正常ヒト皮膚由来線維芽細胞(NHDF)にX線または炭素イオン線を照射し、その後の遺伝子発現変動をマイクロアレイ法にて調べ、プロファイルを比較する事により、各々の線質に特異的に反応する遺伝子群の検索を行った。NHDFに0.1,2,5GyのX線(200kV)または炭素イオン線(290MeV/μ、mono)照射し1,3,6,12,18,24時間後の細胞からRNAを抽出した。22Kカスタムオリゴアレイを用いて非照射を対照として遺伝子発現プロファイルを作成した。X線照射に応答した遺伝子の中で発現が誘導された遺伝子は12%、抑制された遺伝子は88%であった。一方、炭素イオン線照射の場合発現の誘導された遺伝子は9%、抑制された遺伝子は91%であり、両線質とも照射によって発現が抑制される遺伝子の割合が高かった。また、総発現量においても炭素イオン線の方がX線よりも変化が大きいことが認められた。ANOVA解析により選抜された約1,000遺伝子のうち、線量、時間依存的に発現変化(Fold change>=1.5)する遺伝子群を抽出した。時間依存的に発現の誘導される遺伝子群の解析では照射後3時間までに転写がONになることが示され、これは両線質に見られる特徴であった。時間依存的に発現の抑制される遺伝子群においては、X線よりも炭素イオン線でDSBの修復に関わる遺伝子が特徴的に認められた。線質特異的な発現変化を示す遺伝子群をANOVA解析により510遺伝子を選抜し、Fold change>=1.25を示す70遺伝子を抽出した。これらをK-meansによって4つのクラスターに分けたところ、特徴的な機能を持つ遺伝子群が見出された。これら遺伝子群の同定はX線および炭素イオン線の生物学的影響および分子の機能解明につながると考えられる。, 日本放射線影響学会第48回大会(48th JRRS)・第1回アジア放射線研究会議(1st ACRR)同時開催}, title = {ヒト正常線維芽細胞を用いたX線および炭素イオン線 照射後の遺伝子発現プロファイルの比較}, year = {2005} }