@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061502, author = {石井, 伸昌 and 小礒, 寛之 and 坂下, 哲哉 and 府馬, 正一 and 武田, 洋 and 内田, 滋夫 and 石井 伸昌 and 小礒 寛之 and 坂下 哲哉 and 府馬 正一 and 武田 洋 and 内田 滋夫}, month = {Nov}, note = {[はじめに]Euglena細胞の生死判別は、ニュートラルレッド染色法(NR-法)、メチレンブルー染色法(MB-法)、あるいはコロニー形成法などが用いられてきた。ところがNR-法やMB-法では染色条件が限定されていたり、コロニー形成法では細胞のコロニー形成までに時間を要するなどの欠点があった。そこで、簡便に細胞の生死判別ができる方法について検討した。本研究では、蛍光染色剤Propidium iodide(PI)を用いた生死細胞判別法について述べる。 [材料と方法]細胞の生死判別を行う指標生物としてE. gracilis Z株を用いた。E.gracilis細胞は、初発pHを3.5に調整した従属栄養培地で42日間、25℃、12時間明暗サイクルで培養した。E.gracilis細胞はPIで染色し、染色された細胞数および染色されなかった細胞数を蛍光顕微鏡下で計数した。また、MB-法およびコロニー形成法でも細胞数を求め、PI-法の計数値と比較した。 [結果と考察]PIにより染色された細胞と染色されなかった細胞(PI非染色細胞)は、蛍光顕微鏡下で容易に判別することが可能であり、そして計数することができた。PI非染色細胞数とコロニー形成法で求めた細胞数の変化を図1に示した。両方法で求めた細胞数変化は同様の増殖曲線を示した(図1)。ただし、このPI非染色細胞の計数値は絶えずコロニー形成細胞の計数値より高かった。この原因としては、平板寒天上に塗布された細胞が近接して存在していた結果、複数の細胞が一つのコロニーとして計数されたためと考えられる。また、生きているが分裂できなかったE.gracilis細胞がコロニーを形成しなかったためと考えられる。一方、PI-法とMB-法で求めた生細胞数は一致した。よって、PI法は簡便に生死細胞を判別し計数できる有効な方法であると考えられる。, 第20回ユーグレナ研究会}, title = {蛍光染色剤propidium iodideを用いたEuglena gracilis Z細胞の生死判別計数法}, year = {2004} }