@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061476, author = {森明, 充興 and 本郷, 悦子 and 東, 智康 and 呉, 健羽 and 岡本, 正則 and 根井, 充 and 河野, 明広 and 島田, 義也 and 西村, まゆみ and 山内, 正剛 and 辻, さつき and 荻生, 俊昭 and 大町, 康 and 松本, いづみ and 入谷, 理一郎 and 森明 充興 and 本郷 悦子 and 東 智康 and 呉 健羽 and 岡本 正則 and 根井 充 and 河野 明広 and 島田 義也 and 西村 まゆみ and 山内 正剛 and 辻 さつき and 荻生 俊昭 and 大町 康 and 松本 いづみ and 入谷 理一郎}, month = {Sep}, note = {放射線の継世代影響はマウス等の実験動物では確認されているが、ヒトでは確認されていない。実験動物を用いた継世代影響解析の結果からヒトに外挿する手法や直接ヒトの継世代影響を測定する方法の開発が求められている。我々は、照射親マウスと子供のDNA塩基配列を比較し、DNA塩基配列の変化した量を直接測定する方法で、継世代影響を解析する実験系の開発を検討した。  照射雄C3Hマウスと非照射雌C57BLマウスを交配して得た仔マウス各々からDNAを抽出し、STSマーカーを増幅してダイレクトシーケンシングで直接DNA塩基配列を決定し、誘発突然変異の数を測定して線量効果関係を調べる方法を採用した。direct sequencing は、1万分子程度の鋳型DNAを増幅してその塩基配列を決定するため、自然突然変異や誘発突然変異等のマイナー成分のDNA塩基配列の影響を受けず、親由来のDNA塩基配列を忠実に決定できる特徴がある。マウスの系統間ではDNA塩基配列に約1/1000の頻度でSNPが存在する事が確認できた。これ以外の同一塩基配列領域で検出されるヘテロな塩基配列は突然変異と推定され、SNPを利用して両親のどちら由来かを判定する。この方法は放射線で起こる塩基変化、フレームシフト、欠失等全ての突然変異を定量的に検出できるため、突然変異の特徴や頻度を正確に反映し高感度と推定される。また、この方法は遺伝的にヘテロなヒトの継世代影響解析に極めて有効と期待される。, 日本放射線影響学会第45回大会}, title = {放射線による継世代影響の解析ーSNPを利用した誘発突然変異検出系の開発}, year = {2002} }