@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061472, author = {荻生, 俊昭 and 西村, まゆみ and 石田, 有香 and 大町, 康 and 樋野, 興夫 and 辻, 厚至 and 須尭, 綾 and 今井, 高志 and 原田, 良信 and 荻生 俊昭 and 西村 まゆみ and 石田 有香 and 大町 康 and 樋野 興夫 and 辻 厚至 and 須尭 綾 and 今井 高志 and 原田 良信}, month = {May}, note = {放射線高感受性の解析のため、LECラットとF344ラットのF1ラットにLECラットを交配し、得られたBC1戻し交配ラットで放射線感受性とLEC肝炎原因遺伝子の間の連鎖解析を行ったが、放射線感受性と劇症肝炎の間には有意な連鎖はなかった。他方、BC1戻し交配ラットでは放射線感受性ラットと放射線抵抗性ラットの分離比は約2:1であったことから、複数の遺伝子によって制御されている可能性が示唆された。なお、100%生存線量は、LECラットでは2Gy、F344ラットでは5.5Gy、F1ラットでは5Gy、100%致死線量は、LECラットでは3.5Gy、F344ラットとF1ラットでは7Gy、LD(50/30)はLECラットでは2.6Gy、F344ラットでは6.3Gy、F1ラットでは5.4Gyであった(Radiat. Res., 154 (2000) に報告)。 次にLECラットの放射線感受性遺伝子を分離するために、F344ラットへの放射線感受性遺伝子の導入によるcongenic系統の樹立を試みた。各世代ラットの中から感受性遺伝子が導入された個体を選別するために、まず、LECラットと交配し、得られた子供に4.5GyのX線を照射し、30日以内に約半数の仔が死亡した親を遺伝子キャリアーラットと判定し、次世代を得るために用いた。 その後、第4番染色体の特定領域に連鎖があることが判明し、感受性遺伝子ヘテロマウスの選別に、ゲノムの遺伝子型解析を併用した。 戻し交配16世代目または17世代目のヘテロ同士を掛け合わせ、現在、1系統を樹立し(F344.LEC-xhs1/1Nrs)、さらに導入ゲノム領域の狭い系統(F344.LEC-xhs1/2Nrs)を樹立しつつある。なお、導入されたラット第4番染色体のゲノム領域は約0.8Mbの範囲まで狭まっている。, 第14回LECラット研究会大会(第51回日本実験動物学会総会共催)}, title = {LECラット由来放射線感受性遺伝子導入 コンジェニックラット系統の樹立}, year = {2004} }