@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061461, author = {大町, 康 and 桑原, 義和 and 辻, 秀雄 and 辻, さつき and 伴, 信彦 and 柿沼, 志津子 and 西村, まゆみ and 石田, 有香 and 荻生, 俊昭 and 相澤, 志郎 and 島田, 義也 and 大町 康 and 桑原 義和 and 辻 秀雄 and 辻 さつき and 伴 信彦 and 柿沼 志津子 and 西村 まゆみ and 石田 有香 and 荻生 俊昭 and 相澤 志郎 and 島田 義也}, month = {Jul}, note = {【目的】マウスの骨髄性白血病(ML)では片方の2番染色体の共通領域が高頻度に欠損していることから、同領域にがん抑制遺伝子がある可能性が示唆され、これまで、特に放射線誘発マウスMLモデルを用いたがん抑制遺伝子探索が精力的になされてきたが同定されるに至っていない。PU.1はマウスでは2番染色体共通欠損領域にコードされている造血分化の基本転写因子であるが、近年、転座により起こるMLでPU.1の発現量が低下する、PU.1の発現量を80%低下させたマウスではMLが起こること、X線で誘発したCBAxSLJマウスのMLではPU.1に点突然変異が高率に認められる(Cookら、2004)ことが報告された。今回、異なる系統であるC3Hマウスにおいてガンマ線および中性子線で誘発したMLに、PU.1点突然変異が同様に認められるか否か調べた。【材料と方法】8週齢の雄C3H/HeNrsマウスにガンマ線あるいは速中性子線を照射し誘発したML(ガンマ線13例、中性子線10例)を用いた。解剖時に脾細胞を調整しコルヒチン添加培養メディウムで37℃1時間インキュベート後メタノールカルノア固定染色体標本を作製し、FISH法により2番染色体共通欠損領域を調べた。また、脾サンプルよりDNAを調整し、PU.1のDNA結合ドメインを含む領域をPCRで増幅した産物のシークエンスを解析した。【結果と考察】2番染色体片側欠損はガンマ線11/13例、中性子線9/10例と何れも高頻度に認められ、さらに、PU.1のDNA結合領域における点突然変異は中性子線、ガンマ線いずれでも2番染色体欠損例の約半数に認められた。点突然変異の多くはCookらの報告と同じホットスポットであった。今回の結果から、マウスML発生の一つの共通原因として点突然変異と野生アリルの欠失によるPU.1遺伝子機能異常があることが示唆された。, 第32回日本トキシコロジー学会学術年会}, title = {C3Hマウス骨髄性白血病における造血分化転写因子PU.1遺伝子の突然変異解析}, year = {2005} }