@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061448, author = {小林, 未果 and 大野, 達也 and 松田, 彩子 and 野口, 海 and 松島, 英介 and 加藤, 真吾 and 辻井, 博彦 and 小林 未果 and 大野 達也 and 松田 彩子 and 野口 海 and 加藤 眞吾 and 辻井 博彦}, month = {Jun}, note = {【目的】婦人科系進行がん患者のQOLについて、放射線治療単独群と放射線治療+化学療法群に分け、治療法によってQOLの経時的変化に相違があるかどうかについて調査した。 【方法】2002年5月から2006年1月までに放医研 重粒子医科学センター病院を受診した患者で、検査の説明を行い文書による同意を得られた54名の婦人科系進行がん患者を対象とした。放射線治療単独群(28名、平均年齢65.7歳)と放射線治療+化学療法を受けた群(26名、平均年齢60.0歳)に分けて、治療前、治療後、6ヶ月後のQOLをEORTC QOLおよび栗原班QOL調査票によって評価した。 【結果および考察】有意な経時的変化を示した項目としては、EORTCの機能面では、情緒、社会、症状面では食欲低下、便秘、下痢であった。また、栗原班QOL調査票においても、心理状態、社会態度、Face Scaleで経時的変化に有意差が見られた。EORTCの嘔気・嘔吐、便秘、栗原班QOL調査票の身体状況の項目では、2群と経時的変化で交互作用があった。全体的傾向を見ると、治療方法に関係なく、心理社会的QOLに関しては、治療前に比べ経過と共に向上したが、身体機能的QOLについては、治療後に一度低下し、治療後6ヶ月の時点で上昇していた。先行研究からは、放射線治療+化学療法群の治療中のQOLが放射線治療単独群と比べて低いことは明らかであるが、本調査の結果、治療終了後のQOLについては、治療法に関係なく、症状の回復とともにQOLが向上することが分かった。今後、治療終了後のQOL維持・向上を支援するための対策と更なる考察が必要である。, 第19回 サイコオンコロジー学会総会}, title = {婦人科系進行がん患者の治療方法別QOLの違いと経時的変化について}, year = {2006} }