@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061435, author = {高見, 実智己 and 高見 実智己}, month = {Mar}, note = {通常、一般の人々が関係する放射線被ばくは地上レベルが主であるが、高高度を飛行する飛翔体(宇宙船・航空機)に搭乗する人は、地上で受ける放射線よりもエネルギーの高い宇宙放射線による被ばく問題を抱えている。実際、航空機乗務員に皮膚がんの多いことや長期宇宙ミッションを遂行した宇宙飛行士に白内障の発症率が高いこと等が報告されており、今後、うした人々が安心して飛行できる状況を形成するためには、宇宙放射線被ばくが健康に影響を及ぼす要因とその機構を解明し、被ばく状況に応じて適切に対処していくことが重要である。現在、各生体組織の宇宙放射線による被ばく線量は、実測値ではなく算出により求められている。より正確に被ばく線量を知る為には、直接生物試料に線量計を接着したり、試料内に取り入れる必要がある。また宇宙放射線による被ばく影響を考察する上で、放射線だけでなく相加的に働く要因(紫外線等)の影響を同時に定量化することも必要であり、我々はこれらのことを可能にする新規線量計の開発に取り組んでいる。, 第7回環境放射能研究会}, title = {宇宙線計測と航空機被ばく}, year = {2006} }