{"created":"2023-05-15T14:44:49.184703+00:00","id":61262,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"25a1fe68-8356-4743-bc0a-943833df6bde"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"61262","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"61262"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00061262","sets":["10:29"]},"author_link":["606473","606472","606480","606474","606476","606481","606478","606471","606475","606477","606479"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2005-07-08","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"ガンマ線照射が培地からミジンコへの炭素移行に及ぼす影響\n\\n放射線医学総合研究所 ○柳澤 啓、武田 洋、宮本霧子、府馬正一、石井伸昌\n(YANAGISAWA, Kei; TAKEDA, Hiroshi; MIYAMOTO, Kiriko; FUMA, Shoichi; ISHII, Nobuyoshi )\n\\n1.はじめに\n 植物プランクトンから動物プランクトンへの食物連鎖を通じた炭素の移行は13Cをトレーサーとして使用すれば実験が可能である。著者らはこのような炭素の移行に及ぼす有害因子の影響を藻類とミジンコを用いて研究する方法を検討してきた。この方法は13Cで標識した藻類とミジンコを一緒に培養すると藻類を摂取したミジンコ体内の13C存在比(13C/13C+12C)が摂取量に応じて高くなるためにこれを分析する事によりミジンコの致死量以下の有害因子負荷による影響を検出し比較する方法である。この方法を用いると紫外線、ガンマ線をミジンコに照射した場合、あるいは銅を培地に添加した場合ミジンコの藻類摂取量が低下するためにミジンコ体内の13C存在比が対照よりも低くなり藻類からミジンコへの炭素移行の低下として検出する事が可能であった。一方、ミジンコが長期間同じ容器で世代交代をする培養系を用いた場合、有害因子の負荷後における系内の炭素移行の変化は上に述べたような13Cで標識した藻類と有害因子を負荷したミジンコを一緒に培養する実験方法とは異なることが予想される。本研究はこのようなミジンコの培養方法や有害因子の負荷方法の違いを比較するために以下に述べるような2種類の実験を行ったものである。\n\\n2.実験方法\n 250mlプラスチック容器6個にオオミジンコ( Daphnia Magna )、イトミミズ( Tubifex hattai )及び腐食物質を含む藻類培養液200mlを入れ、蛍光灯で照明した培養棚(3000 lux, 22℃、昼14時間、夜10時間)で約2ヶ月間培養した。培養後これらを2区に分け(1区3個)一方にコバルト-60による照射装置を用いてガンマ線を100Gy照射した。照射後各容器にNaH13CO3 (99atom%)を20mg添加して培養棚で12時間(明条件)培養した(実験1)。次に生後6日目のオオミジンコ(以下ミジンコ)を直径50mm,深さ30mmの容器3個に1個あたり約10個体50mlの水と一緒に入れ、これらのうちの1個にガンマ線を100Gy、他の1個に200Gy照射した。照射後これらガンマ線を照射したミジンコおよび照射しなかった対照のミジンコを13Cで標識した藻類の培養液150mlを入れたビーカーに移し、暗条件22℃で12時間培養した(実験2)。12時間後上記2種類の実験に使用したミジンコを培養液から取り出し1個体ずつ石英製の燃焼容器に入れて凍結乾燥し13CO2アナライザーEX-130を使用して13C存在比を分析した。\n\\n3.結果および考察\n 実験1で得られたミジンコの13C存在比はガンマ線の照射を行わなかった対照では0.9 atom%excessであった。これに対しガンマ線を照射したミジンコではで1.5 atom%excessであり対照と比較して13C存在比の低下は認められなかった。実験2では対照で 2.6 atom%excessであったのに対し100 Gy照射した場合は0.4 atom%excess及び200 Gyでは0.1 atom%excessであった。これは以前の実験結果と同じでありガンマ線の照射によってミジンコの藻類摂取量が低下したために13C存在比が低下したと考えられる。ミジンコにガンマ線を照射した場合100Gyの照射であっても藻類の摂取能あるいは摂食活動は低下すると考えられるが実験1でガンマ線を照射したミジンコの13C存在比が低下しなかった理由として以下のような理由が考えられる。\nすなわち実験2のようにガンマ線を照射した後13Cで標識した藻類中で培養した場合、用いた13C標識藻類の培地は緑色に見えるほど藻類が増殖しておりミジンコの摂食活性を反映した摂取が可能である。これに対し実験1で使用した培養系では長期間同じ容器内でミジンコが世代交代をしたために藻類が消費され培地が透明であった。これはミジンコが摂食可能な藻類が著しく少ない事を示唆しており、このためにガンマ線の照射によって変化したミジンコの藻類摂取能が反映されなかったのであろう。\n\\nNational Institute of Radiological Sciences","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"第42回アイソトープ・放射線研究発表会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"柳澤, 啓"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"606471","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"武田, 洋"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"606472","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"宮本, 霧子"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"606473","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"府馬, 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