@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061228, author = {岸本, 理和 and 小畠, 隆行 and 小松, 秀平 and 神立, 進 and 辻, 比呂志 and 辻井, 博彦 and 岸本 理和 and 小畠 隆行 and 小松 秀平 and 神立 進 and 辻 比呂志 and 辻井 博彦}, month = {Apr}, note = {[目的]癌組織では細胞数の増加による組織内の水拡散の低下によって拡散強調画像の信号(ADC値)が低下するとされており、診断に応用されている。われわれは前立腺癌に対して拡散強調画像を撮影、ADC mapを作成し、T2強調画像(T2WI)による腫瘍の描出能と比較した。更にvector mapを作成し、前立腺組織の異方性を調べた。[方法]生検にて前立腺癌と診断された12例(59-77歳、平均71.8歳)を対象とした。Philips社製1.5T MRI装置でPhased array coilを用いて通常ルーチン検査の後、SENSE併用single-shot EPI法による拡散強調画像を撮像した。撮影条件はTR/TE=2761/96msec, FA=90, matrix=128×128, FOV=350,slice thickness=2.5mm,gap=0.5mm, b-factor=0, 700s/m?, MPGは6軸に印加、sense factor=2, 呼吸停止はなしでaxial image(20slice)を撮影した。加算回数は15回とした。T2WI・ADC mapで低信号の部.を癌と診断した。3例は重粒子線治療の前後で撮影した。[成績]T2WIのみでも癌が同定されたもの4例、T2WIでもADC mapでも不明瞭だったもの2例、ADC mapを加えることで癌の同定が容易となったものが6例であった。重粒子線治療前後で撮影した症例3例のうち2例で治療後にADC mapの低信号領域が消失した。Vector mapでは前立腺には同心円状の異方性を認め、癌の部でその異方性の乱れを認める症例もあった。[結論]ADC mapは前立腺癌の同定に役立った。重粒子線治療でADC低信号の領域の消失を認めた。Vector mapで前立腺には同心円状の異方性が見られた。, 第64回日本医学放射線学会学術集会}, title = {前立腺癌のADC map・Vector mapの有用性}, year = {2005} }