@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061208, author = {齊藤, 一幸 and 伊藤, 公一 and 齊藤 一幸 and 伊藤 公一}, month = {Mar}, note = {1.はじめに  電磁界が生体にあたえる何らかの作用を疾病の治療や診断に応用しようとする試みが広く使われている。この電磁界の生体効果は、その強さや周波数に大きく依存するものであり、その全てを網羅して説明するのは難しい。そこで本稿では筆者らがこれまで行ってきたマイクロ波が生体にあたえる熱的作用を利用したがん治療に用いるアンテナ開発に関連した数値解析について、いくつかの計算例を示すことにyほり概説する。  現在研究が行われているマイクロ波が生体にあたえる熱的作用を利用した治療には、ハイパーサミア(がん細胞を42〜45度に加熱することにより、その生存率が低下することに基づいたがんの温熱療法)、マイクロ波凝固療法(マイクロ波によるがんの凝固療法)、マイクロ波カテーテルアブレーション(マイクロ波を用いた不整脈治療)、マイクロ波を利用した前立腺肥大症の治療などがある。これらの治療法は、人体に対する侵襲度や副作用の面で有望な治療法として注目されている。すなわち、いずれの治療法も従来の外科的処置が中心であった方法に比べて、患者への負担が小さいことから、QOL(Quality Of Life)の向上につながると考えられている。  筆者らはこれまで、ハイパーサーミアの一手法である組織内加温法(経皮的に微細径アンテナを腫瘍部分に刺入して加温を行う方法)に用いる同軸スロットアンテナの開発を行ってきた。そして、このアンテナを用いた実際の治療を経験し、その治療の有効性確認した。そこで本稿では、治療用アンテナ開発時における数値解析結果を説明するとともに、筆者らが現在行っている腔内加温(体腔に差細径アンテナを挿入して加温する方法)用同軸スロットアンテナの加温特性の数値解析に関して紹介する。 平成17年電気学会全国大会講演論文集[1], 平成17年電気学会全国大会}, title = {電磁界の医療応用に関連する数値計算}, year = {2005} }