@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061124, author = {田尻, 稔 and その他 and 田尻 稔}, month = {Oct}, note = {(目的)HIMACでは上下の加速リングから供給されるビームを固定門で高低2種類のエネルギーで治療を行う。照射野は原則として、低エネルギーの場合、真鍮で作られた患者collimatorで、高エネルギーの場合、粒子線を遮蔽するための患者collimatorが重くなるため、マルチリーフコリメータ(以下、MLC)で形成する。また、垂直門は上リング、水平門は下リングで構成され、1回に両方向から照射するときにはエネルギーに制限を生じる可能性があるため、異なるエネルギーで治療計画された場合、低エネルギー治療門を高エネルギーに変更し、患者collimatorとMLCを用いて治療する。この場合、患者collimatorおよびMLCのリーフからの漏洩線量が問題となるため、実測し、検討する。(方法)低エネルギーについては患者collimatorの有無の物理線量比、高エネルギーについては患者collimator有、MLC全閉、MLC全閉かつ患者collimator有とcollimator無の物理線量比を漏洩線量として比較する。(結果)低エネルギーの漏洩線量は3%以下、高エネルギーでのMLC全閉の場合は1.2%以下だった。しかし、高エネルギーにおける患者collimator有無の漏洩線量が低エネルギーの約2倍であった。原則から低エネルギーの場合の患者collimator有無の線量比をボーダーラインとすると高エネルギーではMLCの遮蔽が必要と考えられるが、漏洩線質によりどの程度が安全なレベルかにより異なるため、これは今後、検討を続けていく。, 日本放射線技術学会第26回秋季学術大会}, title = {重粒子線治療におけるpatient collimatorからの漏洩線量測定}, year = {1998} }