@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061074, author = {石川, 仁 and 辻, 比呂志 and 柳, 剛 and 鎌田, 正 and 中野, 隆史 and 辻井, 博彦 and 石川 仁 and 辻 比呂志 and 柳 剛 and 鎌田 正 and 中野 隆史 and 辻井 博彦}, month = {Sep}, note = {眼球脈絡膜悪性黒色腫に対し、眼球を温存した状態での局所制御を目的として2001年から施行してきた炭素イオン線治療成績について報告する。 方法:炭素イオン線治療は線量増加試験として、4段階の線量(60GyE、70GyE、77GyE、85GyE)を用いてきたが、2004年4月からは高度先進医療に移行し、1回線量14GyE、総線量70GyEに固定して施行した。解析の対象は2001年4月から2004年8月までに治療した48例(男性23例、女性25例)とし、症例の平均年齢は57歳であった。5mm以上の高さを有する腫瘍が46例(96%)であり、また、最大腫瘍径が10mm以上の症例が39例(81%)であった。 結果:現時点で、再発は4例(局所:1例、肝転移:2例)に認められ、全症例の3年局所制御率および累積生存率はそれぞれ96.3%および85.7%であった。治療による遅発反応として、高度の血管新生緑内障により眼球摘出を要した症例が3例(治療6ヶ月後、7ヵ月後、18ヵ月後にそれぞれ1例)であり、局所再発1例も含めて、3年の眼球温存率は88.4%であった。また、現時点で矯正視力0.1以上の症例は、眼球温存44例中25例(57%)であった。 結論:眼球脈絡膜悪性黒色腫に対する炭素イオン線治療は安全に施行可能であり、眼球温存の期待できる治療と考えられた。, 第33回群馬放射線腫瘍研究会}, title = {眼球脈絡膜悪性黒色腫に対する炭素イオン線治療}, year = {2005} }