@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061031, author = {田上, 恵子 and 内田, 滋夫 and 関根, 勉 and 田上 恵子 and 内田 滋夫}, month = {Nov}, note = {テクネチウム-99(半減期21万年)は、原子力の平和利用に伴って環境中に蓄積していく可能性があり、その環境中における挙動を知るために、環境試料中のTc-99濃度を調べ、分布を知ることは重要である。現在の陸上環境中のTc-99は主にグローバルフォールアウト起源であり、その濃度は極めて低く、測定上妨害となる多量・微量元素からの分離・濃縮が必要である。本研究では、環境試料中の極低レベルTc-99濃度測定のためにICP-MSを用いた分析法について検討した。特に、トレーサーにはTc-99 FreeのTc-95mが適当である。そのためにはNbをターゲットとして作成する必要がある。作成したTc-95mをNb箔から分離するために昇華法を用いると「きれい」なTc-95mトレーサー溶液を得ることができた。(Sekine et al.: J. Radioanal. Nucl. Chem. 239, 483-487, 1999)。本法で日本の土壌中のTc-99の分析を行ったところ、水田土壌で比較的濃度が高いことが示唆された。水田土壌は還元化しやすいため、Tc-99が蓄積されている可能性がある。, 第24回研究報告会}, title = {環境試料中のTc-99のICP-MSによる分析法について}, year = {2003} }