@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061003, author = {仲野, 高志 and 鈴木, 敏和 and 石榑, 信人 and 仲野 高志 and 鈴木 敏和 and 石榑 信人}, month = {Jul}, note = {体外計測装置(WBC)の校正用ファントムとしてANSI規格によるBOMABファントムを作製した。それに伴い、以前から使用している放医研独自の水ボトルファントム(NIRSファントム)と計数効率特性の比較を行った。BOMABファントムの作製の詳細については別に発表する。 放医研で使用しているWBCはベッド型で検出器スキャン方式である。検出器はベッドの上下に1台ずつあり直径20cm厚さ10cmのNaI(Tl)である。通常は検出器を頭頂から足先まで定速で動かして測定を行うが、今回は両ファントムの形態の影響を評価検討するために頭頂から10cmずつ動かしそれぞれの位置で計数効率がどのように変化するかを測定した。測定結果を図1に示す。縦軸は全身の放射能に対する計数効率をその平均値で規格化したものであり、横軸は検出器の中心から頭頂までの距離である。NIRSファントムでは、BOMABファントムと比べ上半身で検出効率が高く下半身で低くなっている。両ファントムの形態を比較するとNIRSファントムは手足が細く体幹部が大きくなっている。つまりこのファントムでは相対的に体幹部に放射性物質が多い。図1の結果はこうした放射性核種の分布の違いが計数効率に反映していると考えられる。  頭頂から足先までスキャンしたときの計数効率は、BOMABファントムの4.5E-03 cps/Bqに対し、NIRSファントムでは4.7E-03 cps/Bqであり、計数変動や放射能の不確かさから考えるとほぼ同じである。, 日本保健物理学会第39回研究発表会}, title = {体外計測におけるファントム形態の影響}, year = {2005} }