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アイテム
マウス胸腺リンパ腫細胞における放射線誘導性プロテインキナーゼC delta 活性化カスケードの解析
https://repo.qst.go.jp/records/60932
https://repo.qst.go.jp/records/60932da4b5c95-0210-4b1e-8ea6-5ccc4a6d18f4
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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| 公開日 | 2005-06-01 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | マウス胸腺リンパ腫細胞における放射線誘導性プロテインキナーゼC delta 活性化カスケードの解析 | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
中島, 徹夫
× 中島, 徹夫× その他× 中島 徹夫 |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | 我々は放射線高感受性マウス胸腺リンパ腫細胞株(H5)を用いた照射実験でCa2+依存性プロテインキナーゼCが放射線照射後早期では活性化し生存シグナルとして働く一方で照射後後期においてはPKCdが活性化しアポトーシスを誘導することを見出した。またH5由来の放射線抵抗性細胞株(XR223)ではPKCdの活性化はH5と比較して減少していることを明らかにした。今回はマウス胸腺リンパ腫細胞における放射線誘導性のPKCdの活性化シグナルカスケードを明らかすることを目的とした。 (実験方法) X線照射は線量率0.4Gy/minで行い、PKCdの分解、局在性はウェスタンブロット法により評価した。カスパーゼ3活性測定はCaspACEアッセイシステム(Promega社)を使用した。PKCdの分布に関わるとされるATM分子の関与を解析するために2種類のマウス胸腺リンパ腫細胞AT147(Atm+/+)、AT144(Atm-/-)を用いてPKCdの活性化と放射線感受性のAtm遺伝子型による違いをH5、XR223における差異と比較をした。放射線誘発アポトーシスはDNA断片化をゲル電気泳動法で評価した。 (結果と考察) H5においてPKCdは照射後に分解を伴って活性化されるが、XR223では分解は緩やかであった。興味深いことにXR223ではH5と比較して定常状態でサイトゾル分画により多くのPKCdが存在していた。PKCdを分解するカスパーゼ3の活性の変化はXR223におけるPKCd活性の減少とは一致しなかった。AT144ではAT147と比べ放射線誘発アポトーシスはほとんど検出されなかった。PKCdはAT147で緩やかな分解が観察されたが、AT144では全く検出できなかった。しかし定常状態ではAT144、AT147においてPKCd分布に違いはなく、H5とXR223との差異はATMの制御とは異なったPKCdの分布の制御経路で生じていることが示唆された。 |
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| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 第47回日本放射線影響学会 | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2004-11-27 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||