@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060700, author = {岸本, 理和 and 神立, 進 and 小松, 秀平 and 溝江, 純悦 and 辻井, 博彦 and 岸本 理和 and 神立 進 and 小松 秀平 and 溝江 純悦 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {[目的]頭頸部腫瘍に対する重粒子治療による放射線脳傷害の臨床所見とMRI画像を検討した。[対象と方法]頭頸部治療に対する重粒子治療が行われた症例で、照射後MRIで放射線脳傷害を認めた36例を対象とした。[結果]照射線量は48〜70.4Gyで、照射終了からMR所見の発現までの期間は2ヶ月から64ヶ月(平均24.5ヶ月)であった。最初のMR所見の出現部位には27例で90%以上の線量が入っていた。臨床症状が出現した症例は10例(27.8%)、ステロイドの投与を受けた症例は9例(25%)であった。経過中に手術が必要となった症例は2例(5.6%)であったが、2例とも生検で腫瘍細胞は認めなかった。放射線脳傷害のMRI所見は照射野内の造影される領域とその周囲の浮腫として出現し、徐々にその内部に造影の弱い領域が広がる。経過観察中に病変が縮小した症例は9例(25%)、変化のなかったものは6例(16.7%)、増大したものは21例(58.3%)であった。[結論]重粒子治療による放射線脳傷害は75%は治療を必要としない程度であり、病変が縮小する症例も25%に認めた。照射野内の特徴的なMRI所見は源疾患の浸潤や転移との鑑別に役立つと思われた。, 日本放射線腫瘍学会第17回学術大会}, title = {頭頸部腫瘍に対する重粒子治療による放射線脳傷害のMRI}, year = {2004} }