@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060673, author = {石川, 仁 and 石川 仁}, month = {Sep}, note = {【目的】治療効果の向上を図るため、原発および再発胸部腫瘍に対し温熱化学療法を 施行し,その初期効果と毒性について検討したので報告する.【方法】対象は2002年 3月から2003年12月までに群馬大学放射線科で治療した胸部腫瘍11例とした.性別は 男性9例,女性2例で年齢の中央値は63歳であった.疾患の内訳は原発性肺尖部肺癌( Pancoast tumor)2例,再発肺癌4例,悪性胸膜中皮腫3例,卵巣癌上縦隔リンパ節転 移1例,癌性胸膜炎1例であった.放射線療法は8例に対し,根治線量を投与した.温 熱療法はRF-8を用いた外部加温で原則として計4回施行し,初めの3回では化学療法( CDDP 30mg/m2, CPT-11 20mg/m2)を同時併用した.【結果】全例で予定の治療を完遂 できた.初期効果は2例にCRが,3例にPRが得られた.血液毒性はGrade2:3例,Grade 3:5例であり,Grade3以上の非血液毒性は認められず,懸念された重度の肺毒性は認 められなかった.Pancoast tumor 2例の初期効果はいずれもPRであり,1例は2年6ヶ 月無再発生存中である.【結語】胸部悪性腫瘍に対するCPT-11,CDDP併用温熱療法は 安全に施行できると考えられた.今後の展望として、化学療法の投与量のDose escal ationを模索している., 日本ハイパーサーミア学会 第21回大会}, title = {胸部腫瘍に対する温熱化学療法の試み}, year = {2004} }