@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060596, author = {宮下, 要 and 田口, 健一 and 山田, 祐 and 服部, 浩佳 and 吉田, 光明 and 鵜池, 直那 and 岡村, 純 and 織田, 信弥 and その他 and 吉田 光明}, month = {Oct}, note = {DNAミスマッチ修復(MMR)異常は消化器癌などの悪性腫瘍の発生過程に関与しているとされている。MMRはリピート配列上の複製エラーをも除去するため、その異常はマイクロサテライト不安定性(MSI)解析により同定できる。我々は蛍光標識プライマーと自動シーケンサーを用いた高精度MSI解析系を用いて、様々な悪性腫瘍におけるMSIを解析してきた。その結果、従来より認識されていた変化の大きなもの(Type B)に加え、高精度な解析系によってのみ検出可能な小さな変化を呈するもの(Type A)の2つの異なるカテゴリーが存在することを明らかにした。MMR遺伝子に既知の変異をもつヒト、マウス細胞株を用いた観察からは、Type AがMMR異常に直接起因するMSIであることが明らかとなっている。高精度MSI解析系を用いて成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)20例を解析したところ、Type A MSIを20%(4/20例)に認めた。Type B MSIは観察されなかった。ATLLにおいてMMR異常をもつ集団が存在することが示された。造血器腫瘍の発生においても、MMR異常が何らかの役割を演じている可能性が示唆された。, 第63回日本癌学会学術総会}, title = {成人T細胞白血病/リンパ腫におけるマイクロサテライト不安定性とミスマッチ修復異常}, year = {2004} }