{"created":"2023-05-15T14:44:18.824395+00:00","id":60589,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"80f625f1-6404-4d8b-b5f9-eedd8e53c7e4"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"60589","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"60589"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00060589","sets":["10:29"]},"author_link":["601078","601079"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2004-10-02","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"核反応に伴う治療用炭素線中のフラグメント粒子の空間分布\n松藤成弘、小森雅孝、浦壁恵理子、福村明史、西尾禎治1)、稲庭拓2)、加瀬優紀2)、\n坂間誠2)、中橋喜悦2)、柳澤正規2)、河野俊之2)、金井達明\n放医研・重粒子医科学センター、国立がんセンター・東病院1)、東工大・総理工2)\n\\nSpatial Distribution of Fragments in Therapeutic Carbon Beam\nDue to Nuclear Reaction\nNaruhiro Matsufuji, Masataka Komori, Eriko Urakabe, Akifumi Fukumura,\nTeiji Nishio1), Taku Inaniwa2), Yuki Kase2), Makoto Sakama2), Yoshinobu Nakahashi2), Masanori Yanagisawa2), Toshiyuki Kohno2) and Tatsuaki Kanai\nNat’l Inst. of Radiol. Sci., Nat’l Cancer Center1), Tokyo Inst. of Tech.2) \n\\n\nはじめに\n重粒子線への高いがん治療効果の期待は、1994年に放射線医学総合研究所HIMAC(Heavy Ion Medical Accelerator in Chiba)で開始された、延べ1500人に至る炭素線臨床試験の結果を通じて次第に現実のものとなりつつある。\n放射線の及ぼす生物効果は単に放射線の量(線量)だけではなく、放射線の種類やエネルギーといった放射線の質(線質)に依存することが知られている。重粒子線治療に用いられる炭素イオンは一部が体内入射後核破砕反応を起こし、様々な種類・エネルギーのフラグメント粒子に砕ける1)。現在HIMACで行われている臨床試験では、治療ビームはエネルギー分布の平均値を有した単一エネルギーの炭素イオンからなると近似している。即ち、フラグメント粒子個々の粒子種・エネルギーの違いや角度分布は考慮されていない。しかし今後、より腫瘍に限局した精度の高い治療計画や、次期照射システムであるペンシルビームを用いたスキャニング照射を実現していく上で、生成されたフラグメントの空間分布の情報は不可欠である。\nこの観点から、これまで当グループでは人体を模擬した厚い水標的を用い、炭素ペンシルビームの粒子種別フルエンス・エネルギー分布の計測を行ってきた。その結果、多重散乱のモデルに、核反応点で付与される運動量についての近似式を導入することで、観測される水中の線質分布を再現することが出来た2, 3)。しかしながら、この実験では原理上測定された空間広がりを多重散乱の成分と核反応による影響の成分とに切り分けることが出来ないことから、導入した近似の検証を行うことが出来なかった。そこで本研究では、核反応によるフラグメント粒子のエネルギー・空間広がりに着目し、これを実験的に取得することを目的として実験を行った。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"第88回日本医学物理学会学術大会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"松藤, 成弘"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"601078","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"松藤 成弘","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"601079","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"conference object","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f"}]},"item_title":"核反応に伴う治療用炭素線中のフラグメント粒子の空間分布","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"核反応に伴う治療用炭素線中のフラグメント粒子の空間分布"}]},"item_type_id":"10005","owner":"1","path":["29"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2004-10-05"},"publish_date":"2004-10-05","publish_status":"0","recid":"60589","relation_version_is_last":true,"title":["核反応に伴う治療用炭素線中のフラグメント粒子の空間分布"],"weko_creator_id":"1","weko_shared_id":-1},"updated":"2023-05-15T21:52:01.173153+00:00"}