@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060341, author = {神立, 進 and 岸本, 理和 and 花岡, 昇平 and 溝江, 純悦 and 江澤, 英史 and 小畠, 隆行 and 辻井, 博彦 and 神立 進 and 岸本 理和 and 花岡 昇平 and 溝江 純悦 and 江澤 英史 and 小畠 隆行 and 辻井 博彦}, month = {Apr}, note = {[目的]放射線治療を目的として、当院を受診し検査を行った頭頚部腺様嚢胞癌の71症例について、MRI、CT画像の特徴を検討した。 [対象]術後再発が25例、初発が46例であった。男性が29例、女性が42例で合った。主たる発生部位は、鼻腔・副鼻腔が27例、口蓋・舌が16例、眼窩内が13例、耳下腺が10例、その他であった。 [方法]1.5TのMRI装置を用い、T1強調画像、T2強調画像、Gd製剤による造影後の像を撮像した。原則として、造影後の像は脂肪抑制を加えた。腫瘍の形や信号強度、均一性、辺縁の形、周囲への浸潤、神経浸潤について検討した。神経走行に一致して、造影でそまる異常結節を認めた場合に、神経浸潤と判断した。病理生検像を用い、診断画像との比較を行った。 [結果]T1強調画像は、ほとんどの症例で均一な低信号から等信号を示し、非特異的な腫瘤像であった。T2強調画像は様々で、強い高信号から淡い高信号まで様々な像を呈した。また、その高信号も、均一なパターンと不均一なパターンが認められた。造影後、ほとんどの症例で染まりが認められた。腫瘤の大きさが30mmを超えた症例では、不均一な造影効果を示すことが多かった。CT画像は骨破壊の判定に有効だった。 [結論]腺様嚢胞癌は比較的少ない頭頚部の腫瘍である。神経浸潤が多いこと、再発しやすいことを特徴とするが、画像上は、非特異的な像を示すことが多く、診断には、病理組織が必要である。一部の腫瘍で、T2強調画像での高信号がやや特異的と思われたが、その場合は、診断の参考にすることが可能と考えられた。神経浸潤が画像上認められた部分は、放射線治療の対象となった。, 第63回日本医学放射線学会 学術発表会}, title = {頭頚部腺様嚢胞癌 71例の画像的検討}, year = {2004} }