@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060137, author = {田中, 薫 and 山口, 修一 and 長谷川, 真紀 and 渡辺, 恵子 and 吉田, 和子 and 野田, 攸子 and 巽, 紘一 and 北川, 昌伸 and 相澤, 志郎 and 田中 薫 and 山口 修一 and 長谷川 真紀 and 渡辺 恵子 and 吉田 和子 and 野田 攸子 and 巽 紘一 and 北川 昌伸 and 相澤 志郎}, month = {Sep}, note = {【目 的】レトロウイルス感染C3Hマウスでは非致死線量照射でも死亡するようになること、この放射線誘発造血障害感受性の亢進作用は、p53ノックアウトマウスでは観察されないこと等をこれまでに報告してきた。今回は、Atm, DNA-PK遺伝子の役割について検討したので報告する。【方 法】マウスは、C3H/He雄(10-15週齢)またはC3HバックグラウンドのAtm-/-ノックアウトマウス、SCID(DNA-PK変異)マウスをドナーとした骨髄キメラマウスを用いた。フレンドウイルス(FLV)感染1週間後にX線を照射 (3Gy) し、照射後30日間に死亡したマウスの割合と、骨髄中のCFU-Sや末梢血の動態、さらに骨髄細胞のアポトーシスの量について調べた。 【結果】正常なC3HマウスにFLVを接種して1週間後3Gyの照射を行うと、その死亡率が90%にまでなることを既に示したが、この時のマウス骨髄中のCFU-Sを調べるとその数の著しい減少が見られ、末梢血の動態においても回復が見られなかった。さらにこの致死効果の亢進はC3H p53-/-マウスでは起こらないので、放射線誘発アポトーシスの誘導においてp53の上流で作用する可能性のあるAtmとDNA-PK遺伝子について検討した。現在までのところC3H Atm-/-マウスでは正常なC3Hマウスに似た致死効果の亢進が見られたが、C3H SCIDマウスではこの効果は半分ぐらいであった。また、骨髄細胞のアポトーシスの量について調べたが、Atm-/-マウス、SCIDマウスとも正常なC3Hマウスに見られたようなウイルス感染による放射線誘発アポトーシスの上昇は見られなかった。, 日本放射線影響学会 第45回大会}, title = {レトロウイルス感染による急性放射線障害の亢進効果における放射線感受性関連遺伝子の役割について}, year = {2002} }