@misc{oai:repo.qst.go.jp:00060026, author = {早田, 勇 and 南久松, 眞子 and 王, 春燕 and 張, 偉 and 陳, 徳清 and 魏, 履新 and 菅原, 努 and 早田 勇 and 南久松 眞子 and 王 春燕 and 張 偉}, month = {Oct}, note = {中国広東省に自然放射線が普通より3から5倍高い地域がある。低線量放射線の生体への影響を調べる目的でこの地域住民のリンパ球中の染色体異常頻度を調べた。染色体標本はコルセミドを培養開始時から加えて48時間培養し、第1回目の分裂中期細胞のみが観察できるようにした。ギムザ単純染色標本で高自然放射線地域住民22名と対照地域住民17名につき合計101394細胞を分析して不安定型染色体異常(2動原体と環状染色体)の頻度を比較したところ、不安定型染色体異常は年齢および被ばく線量に比例して増加しており、成人では両群に有意差が認められた。安定型染色体異常(転座)についてはFISH法で1番、2番、4番染色体を着色した蛍光染色体標本を作製し、高自然放射線地域住民33名と対照地域住民33名につき合計312887細胞を分析した。安定型異常は出現頻度が不安定型異常より5倍以上高く、年齢に比例した増加は認められたが、高自然放射線地域住民と対照地域住民とで成人でも有意差が認められなかった。この高放射線地域住民は対照群と比較して悪性腫瘍や先天異常の頻度に差がないという疫学調査報告もある。, 染色体学会 2003年度(第54回)年会}, title = {中国広東省高自然放射線地域住民のリンパ球に認められた染色体異常}, year = {2003} }