@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059995, author = {伴, 貞幸 and 三枝, 公美子 and 石川, 顕一 and 須藤, 仁美 and 相良, 雅史 and 島田, 裕 and 稲澤, 譲治 and 今井, 高志 and 伴 貞幸 and 三枝 公美子 and 石川 顕一 and 須藤 仁美 and 相良 雅史 and 今井 高志}, month = {Sep}, note = {癌の放射線治療後に細胞の形態が原発癌細胞のそれらと非常に異なる細胞集団がしばしば出現し、放射線治療が難しくなることがよく知られている。1食道癌由来細胞株(KYSE70)でコロニーを形成させると,1枚のシャーレ中に完全に凝集している細胞から成るコロニー(P型)、完全に単層状で拡散性の細胞から成るコロニー(F型)、凝集性細胞と拡散性細胞から成るコロニー(P/F型)が観察された。親細胞からCl13細胞(P型)を分離し、それからCl13‐3G細胞(P型)とCl13−6G細胞(F型)を分離した。X線照射後の各型のコロニー頻度を求めたところ、いずれの細胞株においても、線量の増加に伴ってP型が減少し、F型は増加した。Cl13およびCl13−3G細胞の放射線感受性は親細胞株とほぼ一致していたが、Cl13−6G細胞は有意に放射線高感受性を示した。これらの結果は、放射線は凝集性細胞から拡散性細胞への脱分化を促進すること、および脱分化細胞の放射線感受性よりもむしろ拡散性細胞の出現が放射線治療抵抗性の原因となる可能性を示唆している。現在マイクロアレイ技術を用いて、試験管内脱分化に関与する候補遺伝子群を検索しており、それらの結果も合わせて報告する。, 第62回日本癌学会総会}, title = {培養されたヒト癌細胞における放射線誘導脱分化}, year = {2003} }