@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059983, author = {相良, 雅史 and 伴, 貞幸 and 須藤, 仁美 and 岡安, 隆一 and 今井, 高志 and 相良 雅史 and 伴 貞幸 and 須藤 仁美 and 岡安 隆一 and 今井 高志}, month = {Sep}, note = {放射線照射された細胞に生じる最も重篤な障害は主にDNA二本鎖切断(DSBs)に起因すると考えられている。DSBsが誘発された直後にその近傍のヒストンH2AXがリン酸化され(γH2AX)、フォーカスを形成する。 我々は、放射線感受性解析の指標としてのγH2AXフォーカス形成の有用性を調べるため、放射線に対して高感受性あるいは抵抗性を示す種々の培養細胞株に2GyのX線を照射し、一定時間後に抗体を用いてフォーカスを観察した。実験に用いた全ての細胞株において照射直後からフォーカス形成が見られ、30−60分後にピークに達した。照射12時間後、抵抗性の細胞株ではフォーカスはほとんど消失していたが、高感受性の細胞株では多数のフォーカスが残存していた。即ち、放射線抵抗性細胞に比べて放射線高感受性細胞ではDSBsの再結合能が低下していることが明らかとなった。このとこから、γH2AXフォーカス形成が細胞レベルでの放射線感受性の解析の指標として有用であることが示唆された。, 第62回日本癌学会総会}, title = {リン酸化ヒストンH2AX(γH2AX)を指標としたDNA二本鎖切断再結合能と細胞死を指標とした放射線感受性との関連}, year = {2003} }