@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059926, author = {吉留, 英二 and 田中, 陽子 and 小畠, 隆行 and 池平, 博夫 and 棚田, 修二 and 松田, 豪 and 吉留 英二 and 田中 陽子 and 小畠 隆行 and 池平 博夫 and 棚田 修二}, month = {Sep}, note = {[目的]voxel内の脳実質とCSFを、T2値のちがい(脳実質80ms、 CSF500ms)を利用して分離する1)ため、その基礎実験として、水phantomを用いてT2値の推定を行った。[方法]測定にはSigna LX 1.5T(GE)を用いた。0.125ml, 1ml, 3.375ml, 8mlの各voxelに対し、TR3000msでTEを30msから1000msまで変え、水抑制をしないPRESS法により水phantomのMRS信号を測定した。T2値の計算には、水スペクトルの絶対値を積分した値を用いた。また比較のために、PRESS法で選択した領域を256*128サンプルでTEを変えて撮像し、T2値を推定した。raw dataからの画像再構成にはIDL(Research Systems, Inc.)、T2値の推定にはMathematica(Wolfram Research)を用いた。[結果] voxelが大きい時のMRS信号はTEの増加とともに急速に減衰し、指数曲線にはのらなかった。推定したT2値も小さかった。画像信号はTEの増加とともに指数的に減衰しており、推定したT2値はMRSで得た値より大きくなった。複素画像の画素毎に信号を複素加算して後から絶対値を取ると、MRSと等価な信号になる。この信号から計算したT2値はMRSで得られたT2値とほぼ同じになった。 [結論] 渦電流で生じるような、時間とともに変動する磁場の影響は、PRESSなどのSEでは回復できない。 MRSは選択するvoxelが大きいので、voxel内の位相分布の影響で信号強度は大きく減衰する。このため、MRS信号から推定したT2値に定量性は期待できない。画像からT2値を推定する方法は、測定時間は長いが精度は良い。 1) T.Ernst, R.Kreis and B.D.Ross, JMR B 102, 1-8 (1993), 第31回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {MRS測定への応用を考慮したT2値測定方法に関する考察}, year = {2003} }