@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059867, author = {辻, さつき and 福津, 久美子 and 山田, 裕司 and 藤川, 勝義 and 島田, 義也 and 山内, 正剛 and 辻 さつき and 福津 久美子 and 山田 裕司 and 藤川 勝義 and 島田 義也 and 山内 正剛}, month = {Sep}, note = {ラドンは、自然放射線による公衆被ばくの約半分を占めるといわれているが、その生物影響については不明な点が多い。われわれは、ラドンによるヒトへの健康影響を分子レベルで解析する目的で、ヒト初代培養細胞を用いた突然変異検出実験系の構築を試みている。 しかしながら、ヒト初代培養細胞を用いた実験では、単一の細胞から、再現性良く、コロニーを形成させることが容易ではない。そこで、われわれは、シャーレ上でコンフルエントにまで増殖させたヒト初代培養細胞を用いて、1平方センチ程度の特定の領域から細胞を繰り返し採取し、分裂細胞群より抽出DNAをPCR解析する手法により、突然変異の発生を検出できるような実験系を構築できないかと考えている。PCR検出の対象とする突然変異としては、領域の短縮化または完全な消失によりPCR検出が容易な、欠失タイプの突然変異に焦点を当てて解析を行っている。 現時点では、予備的な検討として、ヒト繊維芽細胞の初代培養細胞を用いて、3グレイのエックス線を照射した細胞群について、非照射群との対照実験を進めている。PCR解析の対象とする遺伝子領域としては、CTPS(CTP synthetase シチジン3リン酸合成酵素)領域の中でも、欠失変異によりミューテーター形質を発現することが知られている第5エキソン領域を選択した。 今回の発表では、本実験系を用いた突然変異検出実験系の可能性と、本遺伝子領域のPCR解析における具体的な結果について、報告を行う予定である。, 日本放射線影響学会 第45回大会}, title = {放射線被ばくによる遺伝的影響を検出できるヒト初代培養細胞実験系の開発}, year = {2002} }