@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059598, author = {野島, 久美恵 and 今井, 高志 and 鈴木, 雅雄 and 長岡, 俊治 and 藤高, 和信 and 飛鳥田, 一朗 and 野島 久美恵 and 今井 高志 and 鈴木 雅雄 and 長岡 俊治 and 藤高 和信}, month = {Nov}, note = {【目的】宇宙放射線は、地球の磁場や大気層によって地表では約0.0007mSv/dayとごく低線量率だが、航空機の飛行高度では約0.07mSv/day、宇宙では約1mSv/dayと、このような環境の中での長時間の滞在には放射線の影響が無視できなくなる。近年の遺伝子解析研究によりヒトゲノムの全塩基配列が明らかになるに従い非常に高い頻度で多型があることが解ってきた。一方放射線治療による予後の解析より、放射線感受性に個人差があることがわかった。我々は、放射線の感受性とゲノム多型との相関関係を明らかにし、個々人の放射線感受性を予測するための遺伝子多型解析に必要な遺伝子マーカーの同定を行い個人の放射線感受性を予測する診断デバイスの開発を目指している。 【結果】X線照射後のコロニーアッセイによる生存曲線から求めたD10値より放射線に感受性または抵抗性を示すヒト培養細胞株35株を対象に、カスタムオリゴアレイを用いた遺伝子発現解析を行った。細胞株それぞれに内在的に発現している遺伝子群89種、放射線に特異的に発現する遺伝子群105種をそれぞれ同定し、D10値による放射線感受性/抵抗性の分類と対応した結果、これらの遺伝子群は、放射線感受性の予測マーカー候補として有効であることが示唆された。また、これらの遺伝子は転写、細胞周期制御、細胞膜タンパクなどの多くの機能グループに分類された。  これらの遺伝子セットをもとに放射線治療の予後、現段階では有害事象(副作用)との関連について検討を始めている。, 第48回日本宇宙航空環境医学会総会}, title = {遺伝子解析を用いた放射線感受性細胞の分類}, year = {2002} }