@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059416, author = {能勢, 正子 and 王, 冰 and 湯川, 修身 and 早田, 勇 and 山田, 武 and 大山, ハルミ and 能勢 正子 and 王 冰 and 湯川 修身 and 早田 勇 and 山田 武 and 大山 ハルミ}, month = {Sep}, note = {【目的】100%致死線量(X線6.5Gy)照射2週間前の 0.5Gy照射により、マウスの30日生存が80%に著増する。この救命機構解明のため造血系などについて検討し、20日まで救命効果は末梢血球減少の回復を伴わないことを報告した。今年は、免疫能との関連について、プラーク形成細胞(PFC)を測定し検討した。  【方法】C57BL/6Ncrj ♂(日本チャールスリバー、4週齢、SPF購入)マウスをCV条件下で2週間の馴化後、6週齢で0.5Gy前照射、8週齢で6.5Gyを単独、あるいは前照射マウスに照射した。脾臓のPFCは、羊赤血球を測定日の4日前に腹腔内投与、6.5Gy照射後の経時変化をCunningham法を用い測定した。また、0.5Gy照射の2日前OK432投与群と直後投与群マウスについても検討した。 【結果と考察】PFCは、非照射対照マウスで約105/Spleenであるのに比較し、0.5Gy照射2週間目(6.5Gy照射時点)でも差がなかった。6.5Gy照射後激減し、単独照射群で7日目に32.9±4.9、14日目にはさらに低下した。20日目には5.4±0.7x103に著しく回復した。一方、前照射群は14日目までは6.5Gy単独照射群に比較し有意な低下を示したが、20日目には1.2±0.2x104と単独照射群の約2倍にまで回復した。このようなPFCの回復は、末梢血球数に先行し造血幹細胞のGM-CSFと並行して起こる。しかし、致死率変動とは必ずしも並行しない。さらに、0.5Gy救命効果を修飾する免疫賦活剤OK432投与効果についても検討した。その結果、救命率を上げる0.5Gy照射2日前のOK投与でPFCの上昇が見られたばかりでなく、救命率を下げる直後投与によっても上昇することがわかった。 以上の結果から、PFCで測定したT細胞依存性の免疫能の変動は、少なくとも致死線量照射後20日までの時点では、0.5Gy前照射の救命効果の直接的要因ではないと考えられた。, 日本放射線影響学会第45回大会}, title = {0.5Gy前照射による致死線量照射マウスの救命効果とプラーク形成細胞の変動との関連}, year = {2002} }