@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059390, author = {王, 冰 and 大山, ハルミ and 能勢, 正子 and 田中, 薫 and 中島, 徹夫 and 湯川, 修身 and 山田, 武 and 相澤, 志郎 and 早田, 勇 and 王 冰 and 大山 ハルミ and 能勢 正子 and 田中 薫 and 中島 徹夫 and 湯川 修身 and 山田 武 and 相澤 志郎 and 早田 勇}, month = {Sep}, note = {【目的】我々はこれまでの本学会で、マウス胎児形態形成後期の放射線照射によるアポトーシスの誘発、肢指奇形発生および適応応答現象などについて報告してきた。今回は、放射線の線量率効果と上記の放射線生物効果との関連について検討したので報告する。 【材料と方法】アポトーシスの誘発と肢指奇形発生については、ICR系とC57BL系妊娠マウスを用い、0.06?5.00 Gy/minの線量率で、器官形成期後期の妊娠11日目に3.5Gy全身照射を行った。適応応答現象の誘導については、ICR系妊娠マウスを用い、妊娠11日目に0.3Gyの前照射を上記と同じ線量率で行った。妊娠12日目の3.5Gy高線量照射は、1.8Gy/minの線量率で実施した。妊娠11日目および12日目に3.5Gyで照射した動物について、照射後、6時間目にマウス胎児肢芽のアポトーシスの発現、妊娠18日目に胎仔の肢指奇形発生および生まれた新生仔の生存などの観察を行った。【結果と考察】同一線量による放射線誘発アポトーシスの発現、肢指奇形発生率および重篤度は、C57BL系マウスはICR系マウスより高かった。ICR系妊娠マウスに2.82?3.50 Gy/minの線量率で照射した結果、放射線誘発アポトーシスの発現の変化は見られないが、胎児の生存率や、生存胎児の奇形率および新生仔の生存率が他の線量率での照射結果に比較して有意な上昇を示した。また、適応応答現象を誘導する0.3Gyでの前照射の効果が、既報の0.34Gy/minでの線量率のみならず、0.18?0.98 Gy/minの線量率範囲でも、誘導できることが分かった。以上の結果から、マウス器官形成後期における放射線誘発胎児死亡、奇形発生および適応応答現象の誘導能は線量率にも関連することが明らかになった。, 日本放射線影響学会 第45回大会}, title = {マウス器官形成後期における放射線誘発奇形形成と適応応答に関する研究:I. 線量率効果}, year = {2002} }