@misc{oai:repo.qst.go.jp:00059340, author = {小西, 輝昭 and 竹安, 明浩 and 松本, 健一 and 小口, 靖弘 and 安田, 仲宏 and 佐藤, 幸夫 and 古澤, 佳也 and 中島, 宏 and 岡庭, 達也 and 石澤, 紗智 and 山浦, 晋 and 檜枝, 光太郎 and 小西 輝昭 and 竹安 明弘 and 松本 健一 and 小口 靖弘 and 安田 仲宏 and 佐藤 幸夫 and 古澤 佳也 and 中島 宏 and 岡庭 達也 and 石澤 紗智 and 山浦 晋 and 檜枝 光太郎}, month = {Sep}, note = {重粒子線の生物効果はイオン固有効果と二次電子効果の二種類に分類できる。飛跡末端部のBraggピーク近傍では、低LET放射線に類似している二次電子効果が抑えられ、イオンの特異的な効果を抜き出て見ることが出来ると考えた。すでにBraggカーブ近傍の主鎖切断誘発は、二本鎖切断(dsb)が一本鎖切断(ssb)よりも効率よく誘発されるというこれまでにない現象を報告した(藤崎1999年)。今回、その発展として主鎖切断以外の塩基損傷について調べたので報告する。 試料は、乾燥pBR322プラスミドDNAという最も簡単な系を用いた。照射実験は放医研HIMAC中エネルギービーム照射室で得られる6MeV/nイオンを用いた。Heあるいは、Cイオンを空気中に引き出し、空気を減速剤として、ブラッグカーブに沿ってHeイオンは5種類(0.08-5.30 MeV/n)、Cイオンは6種類(0.04-3.80MeV/n)の位置で照射をした。照射したDNAをEndonuclease 3(Endo3)又は、Formamidopyrimidine DNA Glycosylase(Fpg)で処理して、塩基損傷およびAP部位を主鎖切断に変換して、アガロース電気泳動法を用いて定量した。 一および二本鎖切断(ssb,dsb)はイオン・フルエンスに比例的に増加したので、その傾きから作用断面積を求めた。酵素処理した場合を(ssb+、dsb+)と処理していない(ssb、dsb)の作用断面積の差から、酵素感受性部位(ESS)の量を定量した。Cイオンの場合、両酵素によってESS(ssb)はssbの平均0.57倍を示したが、dsb+とdsbの作用断面積には有意な差は見られなかった。, 日本放射線影響学会第45回大会}, title = {Braggピーク近傍におけるDNA主鎖切断及び塩基損傷誘発の定量化}, year = {2002} }