@article{oai:repo.qst.go.jp:00058900, author = {大島, 康宏 and 大島 康宏}, issue = {186}, journal = {日本実験動物技術者協会関東支部会報}, month = {Oct}, note = {筆者が所属する高崎量子応用研究所では、量子科学技術研究開発機構の中でも動物実験件数が少なく、施設規模も非常に小さいため、研究員自身が実験動物の飼養・管理を実施している。筆者は高崎研で動物実験が開始されるまでは、研究者側から実験動物に携わってきたが、管理者側からは経験も浅く日々勉強するところである。本講演会は外部検証を受けられた施設の方々のお話を聴講できる貴重な機会であること、そして、実験動物管理に対する知識を少しでも広げたいとの自身の思いから聴講した。 本講演会への参加は初めてであったが、当初準備されていた机に座り切らないほどの参加者で溢れており、実験動物の管理に携わる方々の実験動物福祉及び外部検証に対する関心の高さと外部検証の重要性を肌で感じた講演会であった。講演全体を通して、動物実験の透明性、適正性を示す上で、外部検証が対外的に非常に大きな意義を有していることを改めて認識することができた。また、実験動物管理の基本的な事項についても理解を深める良い機会にできたと感じている。特に、実験動物の飼養及び保管並びに苦痛軽減に関する基準の解説から、これまで法律文面では良く理解できなかった点を具体的にどのようにしたらよいか理解できたことは、非常に大きな収穫であった。また、日本大学藤田氏の講演から、外部検証は第3者のレビューを受け、問題点の解決に向けた貴重な意見を伺える場であり、検証が改善の機会であると同時に予算取得の機会であるという外部検証の新たな一面を知ることができたことは、筆者にとって興味深い内容であった。株式会社特殊免疫研究所溝呂木氏の講演では、組織内の立場の違いから生ずる考え方の違いと組織としてより良い実験動物管理体制を樹立することの難しさを感じた。グループ内で実験動物管理を取りまとめている立場から、筆者自身の知識の拡張とグループ員の意識底上げが重要であると感じた。今後、解説書を読み、機会があれば講演会等に参加して知識を増やしてゆきたいと思う次第である。}, pages = {40--40}, title = {実験動物福祉部会講演会 開催報告・感想文}, year = {2018} }