@article{oai:repo.qst.go.jp:00058847, author = {前川, 雅樹 and 前川 雅樹}, journal = {陽電子科学}, month = {Mar}, note = {スピン偏極陽電子消滅法(SP-PAS)は,電子スピンと空孔型欠陥を同時に検出できることから,空孔誘起磁性の研究に最適である.そこでスピン偏極陽電子ビームを電磁石中に導入し,磁場印加下でSP-PAS測定が可能な装置を開発した.これを用い,酸化亜鉛(ZnO)に誘起される磁性の研究を行った.空孔にスピン偏極電子が局在することを示す磁気ドップラー(MDB)スペクトルの強度は照射後に最大化し,亜鉛空孔を考慮した第一原理計算でよく再現された.照射後の熱焼鈍によりMDBスペクトル強度は消滅した.これらの挙動は磁化測定による強磁性の挙動と一致し,亜鉛空孔が空孔誘起磁性の源であることを明らかにした.}, pages = {29--37}, title = {スピン偏極陽電子ビームによる空孔誘起磁性の研究}, volume = {10}, year = {2018} }