@article{oai:repo.qst.go.jp:00058837, author = {互, 健二 and 島田, 斉 and 須原, 哲也 and 樋口, 真人 and Tagai, Kenji and Shimada, Hitoshi and Suhara, Tetsuya and Higuchi, Makoto}, issue = {4}, journal = {神経内科}, month = {Apr}, note = {アルツハイマー病(Alzheimer’s Disease; AD)、レビー小体型認知症(Dementia with Lewy Bodies; DLB)や前頭側頭型認知症(Frontotemporal Dementia; FTD)に代表されるような変性性認知症は、アミロイドβ(Aβ)、タウ、α—シヌクレインやTDP-43といった様々な異常蓄積タンパク質により神経細胞障害が引き起こされると考えられている。神経病理イメージングはこれら異常蓄積タンパク質を陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography; PET)装置とPETリガンドを用いてin vivoで可視化し、診断のみならず病態解明や治療効果の判定を補助する技術として期待されている。これまでAβを標的としたアミロイドイメージングによる臨床研究が数多くなされてきたが、近年タウ病変を標的としたタウイメージングに関しても実用的な技術が登場しつつある。タウ病変はADのみならずFTD、大脳基底核変性症(Corticobasal Degeneration; CBD)や進行性核上性麻痺(Progressive Supranuclear Palsy; PSP)など、多くの変性疾患においても認められることから、汎用性の高い技術となる可能性を秘めている。本稿では日々研究成果が集積しつつある、タウイメージングの開発状況およびその有用性について述べる。}, pages = {432--437}, title = {認知症のタウイメージング}, volume = {86}, year = {2017} }