@article{oai:repo.qst.go.jp:00058822, author = {明石, 真言 and 相良, 雅史 and 明石 真言 and 相良 雅史}, issue = {1}, journal = {救急医学}, month = {Jan}, note = {自然界には放射線と放射線を放出する物質が存在しており、この自然界からの放射線被ばくを避けることはできないが、放射線により健康影響が現れる可能性があるかどうかを判断する「ものさし」は線量である。しかしながら放射線には色も香りもなければ味もなく、測定器が無ければ放射線事故現場にいても何が起きているのか全くわからない。また、被ばくしてもよほど高線量の被ばくでない限り症状は現れにくく、線量やその影響を示す単位に関しても、医療関係者にとっても決して理解しやすいものではない。放射線による被ばくもしくは放射性物質による汚染では、それだけで数時間以内に生命を落とすような事態は起きないが、“高線量被ばくでは即死が起きる”、“体内被ばくは外部被ばくより危険”、“汚染患者の搬送や診療は危険”、“鉛の防護服が不可欠”等の誤解も多いのが現状である。放射線事故やテロ時の医療では、被ばくや汚染があっても同時に重篤な外傷や内因性疾患があれば、その治療を優先させることが原則である。この項では、被ばくもしくは汚染患者の搬送や診療時の実際を、過去の事例を取り上げながら概説する。同時に、わが国おける緊急時の放射線防護の考え方を紹介する。}, pages = {59--66}, title = {CBRNEテロに対する緊急対処 放射線緊急時の初動対処}, volume = {42}, year = {2018} }