@article{oai:repo.qst.go.jp:00058782, author = {東, 達也 and 東 達也}, issue = {1}, journal = {日本内分泌学会雑誌}, month = {Mar}, note = {2010年より「早期胃がんを除く全ての悪性腫瘍」に保険適応が拡大されたFDG-PET/CT検査はますます幅 広く腫瘍診療に用いられており、これに伴い偶然に発見される甲状腺腫瘤性病変、いわゆる甲状腺偶発腫の 総数は着実に増えてきている。この「FDG-PET/CT検査で発見される甲状腺偶発腫」は文献的にも多数報 告されており、meta analysisなどから、その頻度は全FDG-PET/CT検査の約2%程度と考えられる。国内 のFDG-PET/CT検査は少なくとも月に4万件、年間50万件程度と推定されるため、FDG-PET/CT検査で 発見される甲状腺偶発腫は年間約10,000例程度と推計される。これまでは「集積パターンと併用検査に基づ くFDG-PET がん検診の集積評価判定法」(核医学2009;46:73-92)という国内研究報告により、FDG-PET 所 見がどのような場合には要精査となるかの指針は示されていた。一方、最近のPET/CT機種の進歩により、 さらに解像度を増したFDG-PET/CT検査が微小がんを指摘する頻度も増えつつあり、その対応に苦慮する ケースも増えてきている。本発表では、最新の知見に基づいてFDG-PET/CT検査で発見される甲状腺偶発 腫のエビデンスを示し、その対応に関する議論を深めたい。}, pages = {175--175}, title = {FDG-PET/CT検査で発見される甲状腺偶発腫に関するエビデンス}, volume = {93}, year = {2017} }