@article{oai:repo.qst.go.jp:00058767, author = {樋口, 真人 and 樋口 真人}, issue = {7}, journal = {BRAIN and NERVE}, month = {Jul}, note = {タウタンパクの凝集体病変を生体脳で可視化する技術は、認知症の超早期診断や、病態修飾治療に有用な情報をもたらしうる。タウの病的線維に結合する低分子薬剤が開発され、ポジトロン断層撮影(PET)によりタウ病変の画像化が可能になったが、その結果、(1) タウ凝集体は加齢に伴いアミロイドβ(Aβ)病理と独立して海馬体に蓄積する、(2) Aβ凝集体蓄積が引き金となり、タウ病変の蓄積部位は海馬体外へと拡大する、(3) タウ病変形成は、局所の神経細胞死と巣症状に密接に関連する、などの事柄が示された。一方で、非特異的結合の問題などを克服した次世代プローブが開発されている。タウPETなどのツールを活用し、タウ病態解明とタウを標的とする医薬品開発を目的に、柔軟な産学連携を実現するコンソーシアムの構築が、日本国内で進んでいる。}, pages = {819--823}, title = {タウPET}, volume = {69}, year = {2017} }