@article{oai:repo.qst.go.jp:00058668, author = {佃, 諭志 and 杉本, 雅樹 and 杉本 雅樹}, journal = {放射線と産業}, month = {Dec}, note = {高エネルギーのイオンビームでは単一粒子の飛跡に沿った円柱状の局所領域に高密度にエネルギー付与を行うことができる。この飛跡に沿った高分子の架橋反応を利用した1次元ナノ構造体(高分子ナノワイヤー)形成法を「単一粒子ナノ加工法(Single Particle Nanofabrication Technique; SPNT)と呼ぶ。均質でサイズ制御された架橋高分子ナノワイヤーを大面積で形成することにより、材料表面の高比表面積化も可能とする放射線利用技術であり、触媒の担体としても非常に有用である。 また、近年の水素エネルギー社会実現に向けた動きの中、水素の貯蔵・輸送方法として有機ハイドライドが注目されている。芳香族化合物に水素を付加して貯蔵し、その逆反応である飽和炭化水素からの脱水素反応により水素を取り出すことが可能であり、水素の輸送媒体として有望視されている。水素化、及び脱水素反応には、触媒を必要とし、ナフタレンの水素化などには、Pdナノ粒子が使用される。有機ハイドライドの水素化、脱水素化は、~400℃ の高温での反応であり、高温でも凝集せずに高効率に作用する触媒材料が求められている。本項では、単一粒子ナノ加工法により作製した高分子ナノワイヤーをPdナノ粒子の担持体として使用した複合触媒繊維材料について紹介する。}, pages = {16--19}, title = {高エネルギーイオンビームを利用したナノワイヤー状複合触媒の開発}, volume = {141}, year = {2016} }