@article{oai:repo.qst.go.jp:00058603, author = {永津, 弘太郎 and 永津 弘太郎}, journal = {高濃縮ウランを利用しない加速器によるMo-99/Tc-99m の代替製法}, month = {Oct}, note = {核医学診断や画像診断、あるいはより具体的にSPECT 検査・PET 検査といった単語は 近年、社会的に広く認識され、半減期数分から数日を有する様々な放射性同位元素(以下、 RI とする)が医学的用途に利用されている。本検査が与える客観的な生体内情報は現代 医学を支える大きな診断ツールの一つになっていると共に、視覚に直接訴える機能画像 等は受診者も自らの心身状態を把握するための一助になっていることと推測される。 核医学診断を実施するためには、RI で標識された放射性薬剤と、体内に投与したRI か ら発せられる放射線(ガンマ線もしくは511 keV の消滅放射線)を検出するカメラが相補 的に発展する必要がある。特異的な集積や機能評価を与える薬剤、及び検出器の感度や分 解能の向上をそれぞれの目的として、精力的な研究開発が行われている。後者の解説につ いては別の専門家に譲り、本稿では、RI 標識薬剤に関する研究及び臨床の場において非 常に重要な役割を果たしている99mTc(T1/2=6 時間,IT=~100%)について、本CRP“高 濃縮ウラン(HEU)を利用しない加速器による99Mo/99mTc の代替製法”の報告及び世界 各国の状況等を紹介してみたい。特に、加速器科学を医学分野へ応用する計画は近年、国 内外で益々盛んになっていることを踏まえ、RI そのものに注目するだけではなく、ヒト へ投与可能なRI 標識薬剤、並びに核医学の現場・実運用で求められる諸条件等について、 情報の整理と共有を目的に筆者の考えを述べていきたい。}, title = {高濃縮ウランを利用しない加速器によるMo-99/Tc-99m の代替製法}, year = {2015} }