@article{oai:repo.qst.go.jp:00058590, author = {吉井, 幸恵 and 古川, 高子 and 藤林, 康久 and 佐賀, 恒夫 and 吉井 幸恵 and 古川 高子 and 藤林 康久 and 佐賀 恒夫}, issue = {6}, journal = {臨床核医学}, month = {Nov}, note = {がんの固形腫瘍内部には酸素が十分に供給されない低酸素領域が存在し,がんの悪性化に関与していることが知られている。我々のグループではこれまでに,こうしたがんの低酸素領域に集積性を示すPositron Emission Tomography(PET)用薬剤放射性Cu-diacetyl-bis(N 4-methylthiosemicarbazone) (Cu-ATSM)の研究開発を進めてきた1)-3)。近年,本薬剤を用いたPET臨床研究が世界各国で行われてきている。例えば,米国では,60Cu-ATSM-PET あるいは64Cu-ATSM-PET を用いた臨床研究が,子宮がん,肺がん,直腸がんを対象に行われている4)-8)。本邦では,放射線医学総合研究所で製造した62Zn/62Cuジェネレータを福井大学・国立がん研究センター東病院・横浜市立大学に搬送し,各施設においてそれぞれ頭頸部がん・肺がん・脳腫瘍を対象に62Cu-ATSM-PET を行う多施設臨床研究が施行されている[分子イメージング研究戦略推進プログラム(J-AMP)(文部科学省)]9)-12)。これらの臨床研究の結果,様々ながん種に対して,Cu-ATSM-PET は適用可能であり,Cu-ATSM 高集積性の腫瘍は治療抵抗性・転移能が高く,予後が悪いことが示された4)-12)。}, pages = {84--87}, title = {Cu-ATSM PETイメージングと診断一体型治療(Theranostic)への応用}, volume = {48}, year = {2015} }