@article{oai:repo.qst.go.jp:00058429, author = {青木, 伊知男 and 青木 伊知男}, journal = {診断薬の徐放化、遺伝子医学MOOK別冊、ここまで広がるドラッグ徐放技術の最前線、-古くて新しいドラッグデリバリーシステム(DDS)-}, month = {Mar}, note = {2012年現在、臨床における生体イメージングに関する診断薬で、徐放技術を積極的に応用したものは皆無であると考えられる。臨床で使用される生体断層イメージングとしては、X線CT(computed tomography)、磁気共鳴イメージング(MRI; magnetic resonance imaging)、核医学イメージングとして単一光子放射断層撮影(SPECT; single photon emission CT)および陽電子放射断層撮影(PET; positron emission tomography)、超音波イメージングなどが主流である。これまで数多くの造影剤や放射線プローブが開発されてきたが、基本的には、迅速な生体外排出により診断薬の安全性を確保するという観点から多くの改良・開発が重ねられており、徐放という概念は、この潮流とは相反するものである。また、生体内に短半減期の放射性物質を投与する核医学イメージング(PET/SPECT)に至っては、その放射線核種の半減期という制限から、徐放という概念そのものが成立し難いように思える。一方で、生体断層イメージングを用いた診断技術と徐放技術は、全く無関係かといえばそうではなく、基礎研究や実験動物による前臨床研究では、萌芽的とも言える可能性の一角が顕在化しつつある。したがって、本稿は、「徐放技術の医療応用」という主題でありながら、現状の医療についての説明ではなく、前臨床あるいは将来の医療における徐放技術の可能性について述べたい。}, title = {診断薬の徐放化、遺伝子医学MOOK別冊、ここまで広がるドラッグ徐放技術の最前線、-古くて新しいドラッグデリバリーシステム(DDS)-}, year = {2013} }