@article{oai:repo.qst.go.jp:00058324, author = {栗原, 千絵子 and 齋尾, 武郎 and 栗原 千絵子}, issue = {4}, journal = {精神科}, month = {Oct}, note = {精神科領域における脳深部刺激療法(deep brain stimuiation;DBS)は、海外ではすでにさまざまな標的疾患についての臨床試験の報告があり、特に、強迫性障害(obsessive-compulsive disorder;OCD)、うつ病(いずれも難治性)では多くの臨床試験実施例があり、米国・韓国ではOCDに対して少ない実施例に基づく管轄当局の承認がある。世界全体で少数ではあるが検証段階の臨床試験も実施されている。一方日本では、DBSはパーキンソン病による振戦など、精神化領域では、OCDについての臨床研究の実施をめぐる議論が喚起され、神経内科学的疾患にも関連するTourette症候群に対する臨床研究がようやく開始された段階である。本稿では、精神科領域におけるDBSをめぐる日本国内における最新の議論、そのなかで検討された精神外科と関連する歴史的経緯、海外の臨床試験の成績などを概観し、倫理・社会的論点について考察する。}, pages = {456--465}, title = {精神疾患とDBS}, volume = {23}, year = {2013} }