@article{oai:repo.qst.go.jp:00058307, author = {安田, 茂雄 and 加藤, 博敏 and 鎌田, 正 and 安田 茂雄 and 加藤 博敏 and 鎌田 正}, issue = {2}, journal = {肝胆膵}, month = {Aug}, note = {慢性肝疾患を背景に有する肝細胞癌の治療には腫瘍の制御とともに可能な限り肝機能を温存することが求められる。線量集中性に優れる陽子線や炭素イオン線などの荷電粒子線を用いた治療は、肝臓の一部に限った照射が容易で、肝機能低下のリスクを低く抑えて治療を行うことができる。放射線医学総合研究所では、現在、肝細胞癌に対して2回/2日の重粒子線治療(炭素イオン線治療)を提供していて、3年局所制御率は86%で、ほとんどの症例において肝機能の変化は軽微であった。腫瘍の大きさに関わらず、安全で高い治療効果を発揮できる重粒子線治療は、肝癌の治療の選択肢のひとつとして、病態に応じて他治療と連携して集学的治療の中で有効に利用できる治療であると考えられる。}, pages = {279--284}, title = {肝細胞癌に対する重粒子線治療}, volume = {67}, year = {2013} }